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レントゲン撮影時に気をつける服装

レントゲン撮影(一般撮影)を受ける前に、「着替え」の対象になる人とならない人がいます。なぜ着替えが必要なのか、そのままの服装で撮影できないのか、などのご質問を受けることがあるため、今回は、レントゲン撮影時の服装についてご説明します。

ポイントは「放射線(X線)の透過」

放射線(X線)検査では、放射線(X線)が透過しやすいものは黒く写り、透過しにくいものは白く写ります。例えば、空気を多く含んでいる肺は黒く写りますが、骨のように硬いものは透過しにくいので白く写ります。そのため、ボタンや金属などがある服装のまま撮影してしまうと、画像上で白く写り、病変と重なると病気を見落としてしまう可能性につながり、早期発見のチャンスを逃してしまうかもしれません。そのため、透過しにくい服装の方には、検査着に着替えていただく必要があります。

放射線(X線)が透過しにくい服装

  • ボタン、ビーズなどのプラスチック類が装飾されている
  • ベルト、ファスナー、ブラジャーなどの金属類が付いている
  • 顔料を含むプリントや刺繍のある厚手素材
  • ※湿布、カイロ、エレキバンなども放射線(X線)が透過しにくいため禁止しています
  • ※小さいロゴやワンポイント刺繍も着替えの対象になります

理想は「しめつけの少ない無地Tシャツ1枚」

レントゲン撮影時に気をつける服装

放射線(X線)の検査を受ける予定があるときに、検査着に着替える手間を省きたい方は、透過しやすい服装を選ぶと検査時間の短縮にもつながりますので、一度確認してみてはいかかでしょうか。

MRI検査についてのQ&Aはこちらからご覧いただけます

放射線部

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