学生時代はバリバリの体育会系だった、以前は本格的にスポーツを行っていた、などスポーツをする機会から一定期間離れたものの、「もう一度、スポーツをしよう！」とお考えの皆さまに向けてお届けします！　前回のストレッチにプラスして、心がけてほしい「呼吸」です。ストレッチを雑にせず、この時期こそ見直してみませんか？

ストレッチの効果を高めるのは「深い呼吸」

ストレッチをしている最中に、呼吸を止めて行っていることはありませんか？腕を大きく伸ばしたときや、大きな動作を行うときに、つい息を止めてしまう場合が多いと言われています。意識的に深い呼吸を心がけるほか、回数や秒数を数えることで呼吸が止まりにくくなります。呼吸を止めてしまいがちの場合は、ぜひ試してみましょう。

吸うと交感神経が、吐くと副交感神経に作用する

呼吸を止めずにストレッチすると、交感神経と、副交感神経が交互に働き、筋肉の伸びがよくなり血流を促すことでストレッチ効果が高まります。しっかりと息を吸い込んで、ゆっくり長く息を吐くこともストレッチとあわせて意識することが大切です。

ご自宅でできるストレッチから再開を検討されている場合は、深呼吸・呼吸法も忘れずに取り入れましょう。