外来 Ambulatory

頭痛やめまい、認知症などの病気を予防から治療まで行います。

MRI・CTなどの検査結果を当日受け取れます

頭痛やめまいなどは、病院に行くほどでもないと症状を我慢する方も多いですが、症状が軽くても原因となっている病気が軽いとは限りません。また、多くの方が心配される脳卒中は、大半が予防可能です。頭痛やめまい・ふらつきなどの症状から、もの忘れや認知症など現在の脳の状態を把握し、まずは予防につながるサポートをいたします。

代表的な疾患

頭痛
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの慢性的な頭痛と、くも膜下出血や髄膜炎など命に関わる危険な頭痛があります。また、意外なことが原因で頭痛が起こっている可能性もあります。頭痛全般の診療から風邪や副鼻腔炎からくる頭痛まで幅広い症状の治療に対応します。
(コラム)慢性頭痛について
めまい・ふらつき
目が回る、フラフラ・クラクラするなどの症状には、さまざまな原因があります。「脳からくるめまい」には脳梗塞や脳出血の初期症状として起こる場合もあります。めまい・ふらつきの種類・基礎疾患の有無など症状をよく観察して診断します。
(コラム)めまい・ふらつきはなぜ起こる?
もの忘れ・認知症
もの忘れと認知症は同じではありません。認知症には記憶力・判断力の低下・性格の変化・うつなどさまざまな症状を伴います。認知症と誤解されやすい脳腫瘍や水頭症などの可能性も踏まえて検査・診断します。
(コラム)もの忘れが心配なときは
頭をぶつけた
転倒やスポーツ中の接触・頭をぶつけたことで「意識が飛んだ」「体調がすぐれない」「ふらつきが続く」などの症状が出ます。また子どもが頭をケガした・頭をぶつけた場合などは症状がなくても受診をすすめています。
見えにくい・聞こえにくい
眼科や耳鼻科の病気が多いですが「一時的に片眼が見えない」「突発性難聴を繰り返す」などの症状は、脳へつながる神経が影響している可能性があります。以前と違う症状が現れたときなどは脳神経外科を受診ください。
(コラム)「見えにくい」と感じたときは 「聞こえにくい」と感じたときは
顔の痛み・けいれん
「顔面けいれん」の場合は、下まぶたがピクピクする症状や違和感から始まり、少しずつ範囲が頬に広がり違和感やピクピクとしたけいれんが強くなります。「三叉神経痛」は顔の一部がズキッと痛み、食事の動作や歯磨きなど顔の刺激があるたびに痛みを感じることが多いです。
(コラム)顔がピクピク、ズキッと刺すような痛みがあるときは
月経不順や月経の停止
婦人科の領域とは別に「脳下垂体の腫瘍によるホルモン異常」によって起こる場合があります。原因がはっきりしない無月経状態が続いている場合は、脳神経外科で血液検査とMRIで確認することもできます。
(コラム)プロラクチンと月経不順について

こんなときもご相談ください

話し方がおかしい・歩き方が変わってきた・手が震える・よく転ぶようになったなどの症状も一度ご相談ください。
MRIやCT、超音波検査、血液検査などは当日中に検査結果をお伝えします。

脳卒中の診断と予防

脳卒中の大半ははっきりした原因があり、原因がわかれば予防が可能となります。動脈硬化による場合が最も多く、動脈硬化の原因である高血圧や糖尿病、脂質異常症がある方は、脳卒中リスクを持っていることになります。MRIや頚動脈エコーにより動脈硬化の程度が把握でき、同時に脳動脈瘤などの有無も確認できます。

セカンドオピニオンについて

現在診療を受けている担当医とは違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることをセカンドオピニオンといいます。「本当に治療が必要なのか」「手術の内容が分からなかった」「手術の内容に不安がある」などのお悩みに対して、よりよい決断ができるようサポートします。

担当医師紹介

脳神経外科 部長

兒玉 裕司(こだま ゆうじ)

資格・所属学会
脳神経外科専門医(日本脳神経外科学会)/日本脳神経外科学会 学術評議員/脳卒中専門医・指導医(日本脳卒中学会)/神経内視鏡技術認定医(日本神経内視鏡学会)/脳血管外科技術指導医(日本脳卒中の外科学会)/日本脳神経外科学会/日本脳神経外科コングレス/日本脳卒中学会 ほか
過去の手術実績
脳動脈瘤クリッピング術:386例/開頭脳腫瘍摘出術:325例/内視鏡下経鼻腫瘍摘出術:128例/脳血管バイパス術:132例/頸動脈内膜剥離術:172例 など

お問い合わせ先

ご不明点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

Tel. 0798-33-0601

電話受付時間/8:00~17:00