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脳神経外科

慢性頭痛・二次性頭痛

慢性頭痛を治したい!

頭痛の種類

慢性頭痛の種類は4つ

①片頭痛:血管の痛みなのでズキンズキンが典型。痛むパターンは、わりと決まっている。
②緊張型頭痛:いわゆる「肩こり頭痛」。ただし姿勢や運動不足だけでなく、ストレスや歯の噛み合わせが問題な場合も。
③群発頭痛:片目の奥のえぐられるような強い痛みが特徴。目が真っ赤になったり鼻水が出るなどの症状も。
④薬物乱用頭痛:「痛いから飲んだ」はずが「飲むから痛い」という状態に。実は非常に多いと言われており、2日に1回以上の服用を続けている方は危険信号!

ミックスされた頭痛も?!

①片頭痛と②緊張型頭痛はとても多い病気で、対処法や治療薬、予防薬が異なります。
さらに、両方の頭痛を持っている方も多いです。「今、起こっている頭痛はどちらが主なのか」という見極めは難しく、一度受診をおすすめします。

「突然の頭痛」「これまでなかった頭痛」は?!

「突然の頭痛」「これまでなかった頭痛」は?!

脳の病気になった結果起こる頭痛=二次性頭痛の可能性があります。慢性頭痛と違い、命に関わるものも多く含まれます。
①脳卒中=くも膜下出血や脳出血
②脳腫瘍
③髄膜炎
など、急いで診断し、治療が必要となるものがほとんどです。

頭痛はどの診療科を受診したらいい?!

頭痛は3人に1人が持っていると言われるほど、多くの方が悩む症状です。「病院には行かず市販薬をずっと飲んでいる」という方も多くおられます。
その中で、「慢性頭痛だと思っていたら、実は脳腫瘍だった」ということは、少なくありません。
慢性頭痛は、MRIなど適切な検査を受け、二次性頭痛(命に関わる頭痛)ではないことを確認したうえで、治療を開始したほうが安全です。二次性頭痛の多くは、脳外科の病気となります。長引く頭痛に関する受診は、まずは脳外科・脳神経外科にご相談ください。

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