片頭痛 〜病院に行こうと思ったら〜
今回は、病院で片頭痛の治療をしようと思ったときに伝えてほしいポイントをご紹介します。市販薬を服用する人が多い片頭痛ですが、ご自身の頭痛のタイプや対処法、予防治療などを知ることも大切です。長引く片頭痛などは、ぜひ一度診察をご検討ください。
痛みの頻度+数字を伝えよう
「曇り空の日になると頭が痛くなる」「太陽をたくさん浴びると頭痛がする」など痛くなるきっかけを伝えることも大切ですが、「月に2、3回は必ず痛くなる」「週に1度は市販薬を飲んでいる」というような具体的な数字や時期も合わせてお伝えください。
頭痛で困る日常生活も伝えよう
頭痛が原因で支障が出ている日常生活についてもお伝えください。不安に感じていること、負担に感じていることなども合わせて伝えてみましょう。
- 市販薬で効果がなかったので仕事を休んだ(早退した)
- 育児や家事などが手につかず、寝込んでしまった
- 頭痛の頻度が多くなり、仕事の効率が落ちたと感じる
- 頭痛だけじゃなく吐き気なども起こり、つらい… など
服用している薬をメモしよう
病院で処方された薬だけではなく、市販薬も含めて「薬の名前」「種類」「どの薬が効いたのか」を伝えましょう。また、頭痛で困っている点は個人差が大きいため、「眠くなる薬は困る」「できるだけ即効性のあるものがいい」など治療の要望などもお尋ねする場合があります。薬の名前はうっかり忘れやすいため、事前に準備してから受診しましょう。また、当院でも片頭痛の受診が可能ですのでお気軽にご相談ください。