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スポーツ整形外科 スタッフコラム

夏休み企画⭐️こんなときも病院に行こう〜捻挫〜

夏にスポーツを楽しまれる方や、オリンピックの影響でスポーツに取り組む方もいらっしゃると思います。今回は、普段の生活でも起こりやすい「足の捻挫ねんざ
」についてご紹介します。
「足を捻っただけで病院に行くのは…」と放置する方もいる捻挫。診察中によくあるご質問について、整形外科医がお伝えします!

Q1:そもそも捻挫ってどういう状態ですか?

足首の捻挫

靱帯じんたい・周囲の軟部組織が損傷した状態を言います。

捻挫ねんざ
とは、からだの関節をひねって痛めることです。
なかでも「足首の捻挫」は、足首に外力が加わり、骨と骨をつなぐ靱帯じんたい・周囲の軟部組織が損傷した状態をいいます。スポーツ活動中の最も多いけがで、その多くは外側の靱帯じんたいの損傷とされています。足をグキっとしたときや、ひねったりした後の痛みです。

Q2:痛みがあっても歩ける場合は、大丈夫ですか?

こんなときも病院に行こう〜捻挫〜

ひどく捻挫をしても歩ける場合があるので要注意です!

歩けるから大丈夫と思われがちですが、実は骨折をしている可能性や軟骨・けんの損傷など、ほかの病気が隠れている可能性もあります。場合によっては、体重をかけないこと(免荷)めんかが必要なこともあります。また、「痛くて歩けない…」という場合は、足首の固定が必要になります。

Q3:軽い捻挫だった場合は、安静にしているだけでいいですか?

「安静+サポーターなどで固定する」ことが望ましいです!

まずは安静にしておくことは大切ですが、そのあとに可能であればサポーターなどを装着して、足関節のうちがえし、そとがえしを制限した上で、関節を動かしたり、荷重をすることがよいとされています。

Q4:捻挫したときの対処法は?

まずはRICE処置を!

捻挫のときはRICE処置

捻挫の応急処置として「RICE」を覚えておくと役立ちます。安静:Rest、冷却:Icing、 圧迫:Compression、挙上:Elevationの4つの処置の頭文字をとって「RICE」と言います。
具体的には…

  • まずは安静にする
  • しっかりとアイシング(冷却)をする
  • 弾性包帯などで捻挫した部位を圧迫する
  • 捻挫した足をあげておく

捻挫のときはRICE処置のアイシン

特に重要なポイントはアイシングをしっかりして炎症を抑えてあげることです。
氷のうで1回15分から20分、1時間から2時間おきにアイシングを3日間行います。

コールドスプレーでもいいですか?

1回のアイシングの適正時間を考えると、コールドスプレーでは一時的に表面を冷やすだけになってしまい、アイシングには適していないかもしれません。

Q5:捻挫がクセになるって本当ですか?

適切な治療をしていない場合は特にリスクが高くなります!

たしかに、一度捻挫をすると、数倍くり返しやすくなるリスクが高くなると言われています。初期に適切な治療がなされないことにより、足首がぐらぐらの状態になってしまうためです。

Q6:捻挫にも後遺症があるって本当ですか?

同様に適切な治療をしていない場合は可能性が高くなります!

具体的には、足首の痛みが慢性化したり、不安定さが残存し、距骨骨軟骨きょこつこつなんこつ損傷や足関節前方インピンジメント症候群などを併発、将来的には変形性の関節症へつながる可能性があります。

捻挫の要注意事項

  • 足首をひねってしまい、腫れてきたり、痛みで体重がかけられなかったり、紫色の皮下出血があると注意が必要です。
  • 捻挫はくせになりやすい。
  • 受傷後は後遺症を防ぐためにも、早めの医療機関の受診を!

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