アロマオイルと抗ウイルス作用
インフルエンザなどが気になる季節になってきました。手洗いやうがいのほかにもさまざな予防方法があります。例えば天然の心地よい香りでも対策ができます。
この時期にオススメ!アロマでウイルス対策
「アロマセラピー」などで使用する精油には、ウイルスの繁殖を抑える「抗ウイルス作用」を持つものがあります。今回は、そのなかからいくつか紹介します。
ティートリー
最も抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用に優れていると言われ、炎症を抑える働きもあり、ニキビや水虫にも効果があると言われています。香りは少し渋い感じです。
ユーカリ・グロブルス
一般に流通しているユーカリ精油は15種類ほどあるなかの代表格ともいえるものです。抗菌・抗ウイルス作用以外にも、スッキリしたさわやかな香りにリラックス効果があると言われています。
ラベンダー
もっともメジャーな精油のひとつで、「安眠効果」として有名ですが、免疫力を高め感染症を予防する効果があると言われています。
ローズマリー
古くから薬草として用いられてきた植物として血行促進、集中力や記憶力を高める作用があると言われ重宝されてきました。頭痛や精神の疲労などに役立ち、風邪の諸症状に効果があると言われています。
注意すべきことも
精油は高濃度な物質のため、飲用したり原液を直接肌につけないようにしましょう。
また、妊娠中の方や小さなお子様、ペットがいるお宅では濃度や使用自体を考慮する必要があります。
香りは直接脳に働きかけるものです。嫌いな香りではその精油の効果は十分に発揮されませんので、精油を選ぶときは実際に香りを嗅いで心地よいと感じる香りの中から選びましょう。
薬剤部