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病棟トピックス

手ごねハンバーグをご提供しました!

栄養部では、既製品を極力使用せず、調理師がひとつひとつ手づくりしたものを調理・提供しています。今回は、夕食用の「手づくり和風ハンバーグ」を作っている様子をお伝えします!

絹ごし豆腐で脂質を下げて柔らか食感に!

病院食は、一般の飲食店で提供するメニューよりも「カロリー」や「食形態」が重要とされます。
当院では、ハンバーグを作る際に「絹ごし豆腐」を入れることで、柔らかく食べやすくし、さらに脂質を抑えるようにしています。写真を撮ると大胆な方法で作っているように見えまずが、食事ごとに見えない工夫があります。

一人分の重量を見ながら成形へ

次は、ハンバーグの重量を計測します。

既製品を使わないため、患者さんひとりずつハンバーグの重量を調整できます。
例えば、バンバークの重量が標準よりも少ない患者さんの場合はサイズこそ異なりますが、ハンバーグらしい小判形の見た目を維持できます。

時間との戦い!丁寧に素早く!!

重量の調整が終わったら、一気にハンバーグの形へ成形していきます。
当院は、患者さんと同じメニューを職員も食べているため、この日の夜勤を担当する職員の人数分も成形し天板に並べたら、オーブンで一気に焼き上げます。

完成後は各病棟へ

本日の献立は「和風ハンバーグ」なので、焼き上がったハンバーグのうえに「あん」をかけます。これで「手づくり和風ハンバーグ」の完成です。冷蔵・保温のどちらも維持できる配膳車に完成したハンバーグや小鉢などを準備し、各病棟へ運びます。