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体の水分量はどれぐらい?

夏のような気温の日が増え、暑さを感じるようになり「熱中症」や「水分」に注意したい時期です。今回は、体内の水分量についてご紹介します。

人は50%以上が水でできている、けど…

水分目安_03「体内の水分量は高い」といいますが、「体重1㎏あたりに含まれる水分量」は年齢によって異なります。
胎児のときは約90%、赤ちゃんのときは約80%、成人男性は約60%、成人女性は約55%です。
大人になると水分量が減る理由は、「生きるために必要な脂肪が体についてくるから」です。男女差で言えば、女性の方が脂肪が多いことから、女性の水分量の割合は低くなります。

水分量は絶妙なバランスで保たれている?!

体内の水分量は、「水分摂る・排泄する」ことで一定に調節されていますが、このバランスが崩れやすいのが夏の時期です。
水分補給の目安_3
体内の水分量が1%減った状態で「のどが渇いた」と感じます。体内の水分量が5%減ると「脱水症状」や「熱中症」が起こります。
「たった1%か」と思うかもしれませんが、10%減ったときには筋肉が痙攣するなど危険な状態になってしまいます。
一方で、一度にたくさんの水分を摂っても、体内ではうまく吸収することができません。そのことから「熱中症対策=こまめに水分補給を」と呼びかけられています。のどが渇いたと感じていなくても意識的に水分を摂ることが大切です。暑い日の体調管理、お気をつけください。

看護部

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