マスク越しの表情
当院に来院いただく皆様、暑い中、院内でのマスク着用にご協力ありがとうございます。
今回は、私たち医療従事者だけに限らず、多くの方々が必要となっているマスク着用時のコミュニケーションについてです。
マスク越しでは表情がわかりづらい…
外来の窓口でたくさんの患者さんとお話をする機会が多く、マスクを外して話せないこの状況になってからは、「声のボリューム」を大切にしてきました。「大きな声で聞き取りやすいように!」と思っていました。ですが、とあるテレビ番組で「コロナ禍でのCA(客室乗務員)さんの接遇研修」が放送されていました。運航数が減ったものの、基本的に今までと変わらないサービスを提供しようと、 マスクした上での表情の練習をされていました。
表情は顔のどこに出る?!
番組では研修中のCA(客室乗務員)さんに対して「目が笑っていない!」「頬が動いていない!!」など厳しい指摘がありました。
マスクを着用し続けるなかで、なかなか難しそうだと思っていたのですが、特集を観ているうちに、声のボリュームだけじゃないことに気づかされました。「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、冷たい視線や眼差しだけで伝わってしまうことがあると改めて感じました。
マスク越しでも笑顔を忘れず!
まだまだ、マスクを着用したままコミュニケーションは続きそうですが、接遇研修の特集にあった「大きな声ではっきりと発声・口角の動きは目元と連動すること・マスク越しでも笑顔は伝わる」という点を現場で活かしたいと思っています。お困りの際は、遠慮なくお声がけください。
看護部 外来医療秘書