アスリハ通信、第37回はクイズ形式でご紹介します。

第1問：脚の付け根の痛み「グロインペイン症候群」

サッカーなどのキック動作やランニングなど繰り返しの運動によって押すと痛くなる（圧痛）や運動時だけ痛いと感じる（運動痛）、脚の付け根（鼠径部）や下腹部、内ももの付け根などに痛みが起こります。痛みを我慢し続けて慢性化すると、スポーツ復帰がどんどん遅くなってしまいます。早めの受診をおすすめします。
第13回のグロインペイン症候群をチェック

第2問：成長期の子どもに多い「かかとの痛み」

10歳前後の学童期にサッカーや野球、バスケットボールなどのスポーツをしている男児に多くみられる症状です。アキレス腱（ふくらはぎ）・足裏（足底腱膜）などが硬くなっている可能性や急に練習量が増えたことで起こる使いすぎ（オーバーユース）が原因として多くあります。ストレッチの習慣を身につけて予防しましょう。
第5回のシーバー病をチェック

第3問：ジーンと響く すねの痛み「シンスプリント」

足首の柔軟性が低下している場合や扁平足など、発生要因が多岐に渡ります。一度痛みが出ると治りにくいため症状が長期化することもあります。シンスプリントを発症する患者さんは、足関節や足部の柔軟性が乏しい傾向があります。シンスプリントを予防するストレッチやマッサージを実践しましょう。
第23回のシンスプリントをチェック