壁画制作で四季を楽しむ!
当院の通所リハビリテーションでは、エントランス入り口から正面に見えるガラス壁一面とデイルームのインフォメーションスペース全面に絵や折り紙などを使った装飾を行っています。
企画案は職員が行いますが、利用者さんと一緒に年間12回の作品をつくっています!今回は作品と一緒に、制作の裏話をご紹介します。
準備から完成まで過程を楽しむ
展示を始めた当初は、見ていただくことが目的でした。
ですが、壁画の作成話から話題が増えたことで、作る工程も楽しめると考え、2020年は1本の木が季節ごとに変化する壁画にもチャレンジしました。
飾るときには「もうちょっと…右やな」と言われたり中旬になると「次は何作るの?」と作業も定着し、普段と少し違う思い出話や地方によって異なる風習などを知るきっかけにもなります。
当時の様子はこちら 梅から桃 新緑
「やってみよう」を継続できるように
通所リハビリテーションの目的のひとつに、リハビリを行い日常の生活を維持・向上させることがあります。ですが、リハビリを継続していただくためには、通所するための楽しみ(活動)が大事だと考えています。
壁画制作は、その活動のひとつです。
手を動かしながらおしゃべりも楽しんでいただき、話すことで脳への刺激も得られ、認知機能の維持や向上に繋げることができます。
季節行事を大々的に行うことが難しくなっていますが、それでも「通所する日が楽しい!」と感じて心が動けば、体も動くと思っています!
今後も「ちょっとやってみようか」と思っていただけるリハビリ環境を提供できるよう、工夫に努めたいと思います!!
通所リハビリテーション