【動画解説】慢性足関節不安定症 〜捻挫を治療しよう〜
アスリハ通信、第10回は理学療法士の島本が担当します。
前回の「足関節捻挫」を繰り返すことや、適切な処置やリハビリを実施しなかったことで、慢性的に足関節が不安定になってしまう「慢性足関節不安定症」についてご紹介します。
スポーツ選手の大半は「捻挫経験者」
足関節捻挫は「休めば治るから病院には行かない」と考える選手も多いようですが、足の裏にある「内在筋」という細かな筋肉が、足関節捻挫を起こさないように重心の乱れを補正しているため、足関節捻挫のあとに体重移動がうまくできなくなったり、捻挫前とは異なるクセがついてしまうと再捻挫や二次的なスポーツ外傷・障害を発生させやすくしてしまいます。
今回は、この「内在筋」のトレーニングを実践します!
動画の内容を解説します!
足の甲をすぼめる! :10回〜20回
- 足を床につけて指を曲げずに伸ばす
- 指を曲げないように足の甲を持ち上げる
- 土踏まずを持ち上げるように
反対側の足も同様に :10回〜20回
- ゆっくりと持ち上げてみよう
- 床を押し付けるようにグッと力を入れて
今回紹介した内容は一部です。痛みがあるときはトレーニングを避け、早めにお近くの整形外科を受診してください。当院の整形外科でも受診可能です。
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