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スタッフコラム 股関節

夏休み企画⭐️院長コラム「関節リウマチ(症状や用語の解説)」

院長による3日連続コラムの3日目は、関節リウマチの解説の「症状や用語の解説」です。症状や原因についてはこちら、治療についてはこちらからご覧いただけます。

関節リウマチの症状や用語の解説

解説!専門用語の意味と重要性

下記の項目にたくさん該当する場合は、病院でリウマチの有無を検査されるほうがいいかと思います。検査をすることで痛みの原因がわかること、早期発見できれば治療の方法がたくさんあることなどが主な理由です。

  • 朝のこわばり
  • 朝起きてしばらくは関節が思うように動かないことです。朝のこわばりがひどく、早朝の家事や仕事がつらいことがあります。

  • 症状が出やすい関節
  • 関節リウマチでは特に指、手関節、肘、膝、足関節などで痛みと腫れが生じます。
    また、一般的に右半身の関節に症状が出ると、左半身の同じ箇所の関節にも症状が認められます。このような症状の出方を左右対称性といいます。

  • リウマトイド因子(リウマチ因子)
  • ヒトのIgGというたんぱく質に対する抗体で、関節リウマチの炎症に関係します。関節リウマチ患者さんでは約80%の方がリウマトイド因子陽性となります。

  • 抗CCP(シーシーピー)抗体
  • 関節リウマチの診断に、有用性が高い検査方法です。陽性だと、関節リウマチである可能性が高くなります。

  • CRP(シーアールピー)
  • 肝臓でつくられるたんぱく質です。体に炎症が起こると増加し、炎症の程度を示します。ただし、このCRPはリウマチの検査に限らず、全身の炎症に対して反応が高くなるものです。別の体調不良などでも数値が高くなります。

ヘバーデン結節(へベルデン結節)とリウマチの違いについて

ヘバーデン結節とリウマチの違い

「ヘバーデン結節(へベルデン結節)」は、よく関節リウマチと比較される手指が変形してしまう病気です。関節リウマチの手指の腫脹(炎症などで腫れる症状)が第2関節(PIP関節)第3関節(MP関節)に多く起こるのに対して、ヘバーデン結節(へベルデン結節)は第1関節(DIP関節)に生じ、腫れという印象よりも、ゴツゴツとした “ペンだこ” ができたように変形します。

ヘバーデン結節(へベルデン結節)の原因は、関節リウマチのような関節炎ではなく、関節軟骨の磨耗や老化の一種とされています。
変形してしまうため、指が伸びなくなったり、横に曲がった状態でかたまってしまいますが、進行性や全身性の疾患ではないため関節リウマチのような薬物治療はありません。一般的には、第1関節に起こるヘバーデン結節(へベルデン結節)が有名ですが、第2関節に生じることもありブシャール結節と呼ばれます。

当院の整形外科では、検査・診察可能です

当院では「整形外科」にてリウマチの診療を行っています。また、ヘバーデン結節(へベルデン結節)やリウマチではなく、関節が炎症している場合や使いすぎている場合などは、整形外科のなかで肩・肘・腕・下肢などの専門医が担当させていただきます。
病気・症状・セカンドオピニオンなどのご相談についてはお問い合わせメールからのご質問も可能です。ご利用ください。

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