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スタッフコラム

寒い季節を乗り切るために

1年のうちで「一番寒い時期」は1月末から2月初旬といわれています。寒い季節になると、「手先や足先の冷えが気になる」という声をよく耳にします。
「冷え」は肩こりや腰痛・便秘・肌荒れ・抵抗力の低下など「万病のもと」です。これからの冷え対策のために、あらためて「冷え」についてご紹介します。

なぜ女性は「冷え」に弱いの?

自覚症状のない人を含めると、女性の8割以上の方が「冷え」があるといわれています。冷え性である女性の多くは、体内で「熱をつくれない」ことと、「熱を配れない」という2つの理由で起こります。もともと女性は男性と比較すると筋肉量が少なく、熱をつくることも、熱を配るのも苦手です。そのため、一度冷えると温まりにくいという悪循環が起こります。また、女性はホルモンバランスが変化しやすく、自律神経が乱れて体温調節が上手くできなくなり、毛細血管が縮まって体の末端が冷えやすくなります。さらに、女性に多い貧血なども、冷えの原因になります。

「冷え」対策はどうすればいい?

現代女性の冷えの原因の多くは、ライフスタイルとも関係している場合があります。生活習慣を見直すことで冷えやすい生活を改善しましょう。

食事で「冷え対策」

冷えやすい体を温める食材を摂るようにしましょう。たとえば、しょうが・にんにく・にんじん・ごぼう・チーズなど、寒い地方や寒い季節に旬を迎える食材、発酵食品がおすすめです。また、起床して朝食を摂ることで脳や胃腸が動き出し、体温が上昇しやすくなります。極端なダイエットや偏食があると代謝が下がって冷えやすくなります。「温かいご飯と具だくさんの味噌汁」など無理の無い範囲からはじめてみましょう。ほかにも、熱を作るエネルギーになりやすい肉類やビタミンEを多く含むアボカド・アーモンドも冷え対策におすすめです。

生活リズムで「冷え対策」

生活リズムで「冷え対策」

食事以外にも簡単にできる冷え対策として、入浴があります。シャワーではなく、あたたかいお湯に浸かって体を温めることも大切です。副交感神経が働いて血管が拡がり、血行が良くなります。リラックスして体の芯から温めましょう。ほかにも、新陳代謝を促進する方法として、適度な運動もおすすめです。歩く距離を少し増やしたり、仕事や家事の合間に簡単なストレッチをするだけでも自律神経を整えやすくなります。(※適温は38〜40度と言われていますが、熱く感じる場合は温度を少し下げて調整しましょう)

服装で「冷え対策」

見た目の華やかさを重視してしまい、タイトな服装や露出の多いファッションも冷えに繋がることがあります。 物理的に締めつけが強い服装は、体の血流を悪くし、冷えを悪化させる原因となってしまいます。特に寒い日は、締めつけが少ない服装でおなかや腰など下半身を温める服装や、指それぞれを保温できる5本指ソックス、マフラーやレッグウォーマーなども効果的です。

一番寒い冬に負けないように「冷え対策」を見直してみてはいかがでしょうか。

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