感染症の予防策について
まだまだ寒い2月ですが、2月4日は二十四節気の第1「立春」です。
暦の上では、春が始まる日です。あたたかい春は目前ですが、感染症が多くなる時期でもあります。今回は、感染症の予防策についてご紹介します。
免疫力を高める
風邪や肺炎などのさまざまな病気から身を守っている「免疫力」。
この働きを活性化させるためには、体温を上げて血液の流れを良くすることが重要です。
お風呂はシャワーだけ済まさずに、湯船に10〜15分ほどゆっくり浸かると体の芯からあたためることができます。また、朝と寝る前に温かい飲み物も摂ると冷えた体が温まります。
適度な運動も効果的
体内にウイルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞は、日頃の適度な運動によって活発に働くようになります。1日20〜30分のウォーキング、朝と入浴後または寝る前にスクワットをするなど、できる範囲で体を動かす習慣をつけましょう。
要注意! 冬の脱水症
冬は、外気の乾燥により体から水分が失われやすく、喉の渇きも自覚しにくいため水分補給を怠りがちになります。「冬でも脱水症が起こる」ことを認識して、運動をする際や入浴後には、水分補給と体温調節を忘れないようにしましょう。
ほかにも、感染症の予防策はたくさんありますが、できることから始めて継続することを心がけてはいかがでしょうか。
看護部