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スタッフコラム

厨房調理で使用する大型調理機器について

当院では、入院患者さんの食事を「朝・昼・夕食」それぞれ180食、365日欠かすことなく提供しています。さらに、当日勤務している職員の昼食分の約280食も併せて提供しています。これほど多くの食事を「決められた時間」までに準備・提供するために、栄養部内で力を合わせて日々取り組んでいます。
今回は、そんな大量調理を支える厨房のなかで、特に活躍している3つの大型調理機器を紹介したいと思います。

スチームコンベクションオーブン

ここがすごい!1台で蒸し料理や焼き料理など複数の調理方法が可能で、水分を保ちながら仕上げることができる。厨房のなかで大黒柱のような存在!
オーブン(焼く):焼き魚など焼き目をつける時などの高温の調理に使用します
スチームオーブン(蒸し焼き):高温のスチームを対流させ、火を通すので、ハンバーグなどの調理に使用します
スチーム(蒸す):野菜を彩りよく、また栄養価を損ねず加熱し柔らかくする時に使用します

ブラストチラー

ここがすごい!食品を急速に冷却することに優れているため、スチームやボイルをしたばかりの熱い食材も急速冷却が可能。
冷菜やデザート等の冷たい料理を作るときには時間を短縮できることにも優れています。急速冷却・急速冷凍が必要な調理には強い味方。


バリオクッキングセンター

ここがすごい!「炒める・揚げる・煮る・茹でる・揚げる」の調理が1台で可能な新調理機器。
炒める:当院では、野菜炒めや八宝菜などを作っています
揚げる:当院では、とんかつや天ぷらなどを作っています
炊く:当院では、肉じゃがやカレーなどを作っています
圧力調理が可能で、おいしい食感に仕上げることができ、大量調理には欠かせない大事な存在です。

当院では、大量調理の時短方法として、上記の「スチームコンベクションオーブン」や「バリオクッキングセンター」を活用します。カレー、肉じゃが、炒め物などを作る際には、人参やじゃがいもなどの固い食材をあらかじめスチームコンベクションオーブンで蒸して柔らかくしておくと、調理時間を短縮できます。ただし、蒸しすぎると食材が柔らかくなりすぎて崩れてしまうため注意が必要です。
ご家庭でも電子レンジで加熱することで同様の効果が得られますので、ぜひお試しください。

栄養部

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