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Ⅰ型アレルギーについて

この時期花粉症でつらい思いをしている方々がたくさんいらっしゃると思います。
花粉症もアレルギー症状のひとつなのですが、アレルギーと一口に言ってもたくさんの種類があるのはご存じでしょうか?
アレルギーは大きくⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型アレルギーの4種類に分類されます。花粉症はこの中の「Ⅰ型アレルギー」に含まれます。今回はこの「Ⅰ型アレルギー」についてご紹介します。

Ⅰ型アレルギーとは

Ⅰ型アレルギーは「即時型アレルギー」、「アナフィラキシー型アレルギー」とも言われます。症状が起こるまでの時間は約15~30分ほどで、Ⅰ~Ⅳ型アレルギーの中で最も早く症状が現れることが特徴的です。
Ⅰ型アレルギーには、花粉症のほかにアレルギー性皮膚炎、じんま疹、気管支喘息などがあり、私たちの最も身近にあるアレルギーです。
耳にすることが増えた、ハチに刺されたときに起こる「アナフィラキシーショック」もⅠ型アレルギーのひとつです。

どのように起きる?

アレルギーは免疫の過剰反応によって起こります。Ⅰ型アレルギーの場合は、細胞に抗体が結合し、さらにそこへ花粉などの物質(アレルゲン)が結合することによって引き起こされます。このとき、細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され炎症反応が起こります。これがアレルギー症状の原因となります。

自分がどんなアレルギーを持っているか気になる方は、一度アレルギー検査を受けてみてはいかがでしょうか?
かかりつけの病院または当院でも検査を行っておりますので、ご検討ください。

検査部

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