ADLとIADLの違いって？

ADLとは「日常生活動作」と呼ばれ、生活に必要な基本的な動作のことです。
具体的には寝返りや起き上がり、移乗、更衣、食事、排尿、排便、トイレ動作、整容、入浴、移動、階段昇降などです。
IADLとは、ADLよりも複雑な日常生活動作のことを示します。
例えば、食事に必要な買い出しに出かけられる、
調理工程ができるようになっている、洗濯ができる、
衣服を片付けられる、金銭の管理ができる、必要に応じた電話対応ができるなど
数多くのことが含まれてきます。
当院の訪問リハビリテーションでは、機能訓練や在宅でのADL訓練だけではなく、このIADLにも着目し、リハビリを提供しています。

例えば、以下のようなことを行います。

• • 実際に一緒にスーパーへ行って、買い物から会計までをご自身で全て対応できるのか
  • 洗濯や料理などの家事をどこまで対応できるのか、服薬管理はしっかりできているか
  • 何かあった時に、電話が使用できるか

基本的なADLのもうひとつ先へ、より暮らしに密着したリハビリに取り組んでいます。
利用者さんの生活の質（QOL）をよりよいものにする為に日々取り組んでいます。

訪問リハビリテーション