転倒予防について
75歳以上の高齢者が1年間で転倒する割合は32%、転倒された方の内で6%の方が骨折をしているとの報告があります。
転倒と筋力の関連
転倒リスクと最も関連している要因に「筋力低下」があります。
20歳のときの筋肉量を基準にすると、
70歳になったころには、男性・女性ともに約30%筋肉量が低下している状態になります。
加えて、寝たきりになると、条件によっては1日で1~4%の筋力が低下すると報告されています。
日常生活動作が減ると急激な「筋力低下」につながってしまいます。
脚の筋力テストをしてみよう!
ご自宅で脚の筋力を確認できる「立ち上がりテスト」という簡単で便利なテストがあります。椅子から5回立ち上がる時間を計測するものです。
安全に配慮しながら、ぜひ測定してみてください。
- 腕を胸の前で組んで椅子から5回連続で立ち上がる時間を測ります。
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計測タイムが12秒以上かかる場合は転倒リスクが高い判定となります。
デイケア 理学療法士