謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2022年FIFAワールドカップでサッカー日本代表の活躍に日本中が盛り上がった年末を経て、2023年を迎えることができました。
2022年の秋には新型コロナウイルス感染症が少し落ち着き 「通常の生活」 が戻ってきたと思っておりましたが、再び昨年末から徐々に感染者数が増え始め、まだまだ西宮回生病院としての感染防止対策の取り組みも「油断できない」状態が続きそうな新年になりました。

患者様とご家族の皆様には、入院中の面会制限や正面玄関での体温測定、入院前のPCR検査など大変なご迷惑をおかけしております。
一方で、コロナ禍の中でも当院は、外来患者数・入院患者数・手術件数は年々右肩上がりの成長を続けており、2023年は「もう一歩前に踏み出す年」を目指していく所存です。

病院の海側にあった4階建の旧病棟がなくなり、5月からは新病棟として運用が開始予定です。
病床数は回復期リハビリテーション病床を中心に、現在の122床から180床に増床します。
リハビリテーションの職員も現在の91名から142名に増員します。
課題がまだまだありますが、西宮回生病院は本年も地域医療への貢献とともに整形外科　リハビリテーション領域における専門性の高い治療を提供することを軸として、さらに向上できるよう努力していきたいと考えております。

引き続きご理解・ご支援を賜りますようお願いを申し上げます。

院長　福西