2023年4月1日から外来診察室でご案内しておりました、下記の日本整形外科学会症例レジストリー（Japanese Orthopaedic Association National Registry：JOANR）をホームページ上でのご案内へ切り替えさせていただきます。
切り替えに伴い、外来診療時間の短縮と患者様やご家族様への負担軽減に努めます。

日本整形外科学会症例レジストリー（JOANR）構築に関する臨床研究について

整形外科が対象としている運動器疾患（外傷・加齢性疾患・感染症・先天性疾患・腫瘍など）は小児から高齢者まで幅広い国民が罹患し、国民の健康寿命を損なう主因のひとつとなっています。
また、運動器疾患に対する手術件数は、高齢者を中心に年々増加傾向にありますが、全国規模の包括的な医療に関するデータベースが存在せず、詳細は不明のままでした。
そこで2020年4月から日本整形外科学会が中心となり、運動器の病気やケガに対する手術を受けられる患者さんを対象としたデータの登録、データベースの作成が開始されています。このデータベースのことを、日本整形外科学会症例レジストリー（Japanese Orthopaedic Association National Registry：JOANR）と呼びます。

当院もこの取り組みに参加し、整形外科の発展とよりよい患者さんへの医療向上に貢献していきたいと存じます。（なお、日本整形外科学会会員は、本レジストリー作成への参加が義務づけられています）
データは疾患・手術に関する内容のみの登録で匿名化されており、患者さんに対する侵襲や介入はなく、不利益が生じることはありません。
また登録については後述する（オプトアウト）により、患者さんの意思に基づき拒否されることも可能です。

日本整形外科学会症例レジストリー（JOANR）構築に関する詳細ページはこちらをご確認ください。