手術を受けたことがある方でも、「手術室がどんな場所だったのか覚えていない」ということが多く、改めてどのようになっているのか、どんな機器が置いてあるのかをご紹介します。

当院の手術室は…

まず、当院には手術室が4室あり、写真のような整形外科の手術で使用する部屋が2室あります。 手術台が真ん中にあると仮定した状態で、色分けしてご紹介します。

• • 赤色：左右の端に赤色で囲んでいる機器がレントゲンです。手術中にレントゲンを撮影するために使用します。
  • 橙色：当院が股関節置換術や膝関節置換術を行う際に導入しているナビゲーションシステムです。
  • 緑色：麻酔を管理する機器です。手術中に麻酔科医が使用・管理します。
  • 紫色：手術室で用いる照明器具、無影灯です。術部が見やすいように、どこから見ても影ができない仕組みになっています。
  • 青色：手術台のそばにあるのは手術用電気メスなど医師が手術中に使用するものです。
  ほかにもさまざまな機器があり、すべての機器を定期点検・保守管理を行い、安全に手術ができるようつとめています。