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スタッフコラム

ポータブル撮影について

当院にはX線撮影室とは別に、病棟や手術室などで撮影できるように“持ち運び可能な”ポータブル(回診用X線)撮影装置があります。今回はそのポータブル撮影について紹介します。

こんなときに使用します

入院中の患者さんの容態が重篤、または手術後などでX線撮影室に来れない場合や感染症の拡散防止が必要な場合などに、ポータブル(回診用X線)撮影装置を病室まで持ち運び、ベッドサイドで撮影します。また、カテーテル、チューブ類を体内に挿入している場合など、先端の確認が必要な場合にも使用します。

撮影時には

フィルムカセッテ

ポータブル撮影をする際は、フィルムカセッテと呼ばれる道具を使って撮影を行います。
以前はX線が当たると黒化度が変化する「フィルム」を使用していましたが、近年では、CR(コンピューテッドラジオグラフィー)システムという、デジタル撮影が可能な「IP(イメージングプレート)」を使用したものに変わりました。
このカセッテを患者さんの背中や足の下など、撮影部位の下に直接敷いて撮影します。

ほかにもこんな対応を

鉛入りの防護服

「X線撮影室とは別の場所」で行うポータブル撮影ですが、撮影する際に立ち会う、放射線技師や介助する看護師は鉛入りの防護服を着用して撮影を実施します。
これは、放射線室と同じです。撮影する場所が違っても、正しい防護によって被ばく線量の低減を心がけています。

ポータブル撮影を行うときは…

ポータブル撮影は、緊急を要する場合での利用が多く、患者さんに苦痛を与えないように配慮しながら迅速に撮影できるよう心掛けています。
万が一、撮影に困ったことやお悩みごとがありましたら、担当の放射線技師または近くにいる医師や看護師にお尋ねください。

放射線部