生活を助けてくれる福祉用具について
「福祉用具」をご存じでしょうか?できない動作・苦手な動作に対し福祉用具の力を利用することで、できないことをできるように補助する道具が福祉用具です。
今回は、福祉用具をいくつかご紹介します。
歩行が心配なときには
例えば、自宅のなかで杖を使って生活をしている方は、長距離の外出では杖で歩くことが不安になるかと思います。そんな方には杖より安定性が高い「歩行器」や「シルバーカー」などの福祉用具があります。
歩行器やシルバーカーの写真は一例で、ほかにもさまざまな種類があります。
食事のときには
食事場面で使用する福祉用具は、脳梗塞・脳出血の後遺症で指の操作が上手くできないときには、自助具箸などがあります。しっかり持ちやすい形のお箸や握力をあまり使わずに食材を掴むことができるものなどがあります。そのほかにもスプーンやフォーク、倒れにくいように加工されたお茶碗などがあります。
こんなときにも…
福祉用具というと利用される方が少ないように思われがちですが、靴下をはくための「ソックスエイド」という自助具は妊婦さんや腰痛持ちの方、骨折などで足先まで手を伸ばすことができないときに、体をあまり前かがみにさせなくても靴下が履けるようにするためのものです。
以前とは違って体がうまく動かしにくい、むずかしい動作などがあるときに、補助できる福祉用具がたくさんあります。
もし、困っていることや生活のなかで不便を感じていることがあれば、リハビリスタッフまでご相談ください。
作業療法士
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