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ロコモとは?

ロコモという言葉をTVやラジオなどで耳にする機会が増えましたが、ご存知でしょうか?
ロコモとは、運動器症候群「ロコモティブシンドローム」の略です。骨や関節、筋肉等の運動器の衰えが原因で、「立つ」「歩く」といった機能が低下していることをいいます。
具体的には、以下7つの項目のうち、ひとつでも該当するものがあればロコモである可能性が高いです。
ロコモとは?

ロコモを予防して健康寿命を伸ばす!

「立つ」「歩く」といった機能が低下してくると、健康的な日常生活を送れる年数を示す「健康寿命」に変化が出てきます。健康寿命は平均寿命と比較すると、男性で約9年、女性で約12年の差が報告されています。また、筋力は50歳までは維持できますが、50~70歳では10年間に15%ずつ減少し、70~80歳では30%減少すると言われています。ロコモを予防することで、筋力低下の進行を遅らせ、健康寿命(健康で日常生活を送れる時期)を伸ばすことにつながります。今回は、ご自宅でできる「ロコモ予防トレーニング」をご紹介します。

簡単にできる!ロコモ予防法

片脚立ち訓練:目をつむり、片脚ずつ交互に、1分間片脚立ちをします。机や椅子などに軽く手をついた状態でも構いません。
ロコモとは?
※バランスを崩してしまったときに、すぐつかまれるように壁やテーブルの近くで行いましょう。

スクワット:足幅を腰幅より広めにとり、股関節・膝・足首の関節を一緒に動かします(屈伸運動)。これを5~10回行います。
ロコモとは?
※痛みがある場合は無理をしない範囲で行いましょう

膝曲げ伸ばし運動:安定した椅子に腰を掛けて、片方の膝を伸ばします。そのまま5~10秒数えてゆっくり下します。これを左右ともに5~10セット行います。ボールを挟みながら行うとより効果的です。
ロコモとは?

どの運動も終わったあとに少し負荷を感じる程度が理想です。無理のない範囲で回数などを調整して行いましょう。足腰を使う機会が少なくなっている時代こそ、意識的にロコモの予防を行う習慣を身につけてはいかがでしょうか。

理学療法士

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