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スタッフコラム

冷蔵庫を正しく使えていますか?

季節の変わり目こそ、見直しを!

どこのご家庭にもある冷蔵庫。暑くなるこれからの時期は、食材を傷めないためにも重宝されるかと思います。今回はその冷蔵庫の特徴についてご紹介します。

冷蔵庫内の各部屋の目安温度と特徴

    冷蔵庫_2

  • 冷蔵室: 約3度~5度
  • 日常的に使う食材を収納します。室内が上段と下段で分かれている場合は、下段の方が1~2度低くなっています。傷みやすいものは下段に置きましょう。また、冷気の循環が悪くなるのを避けるため5割〜7割を目安に詰めましょう。

  • チルド室: 約0度
  • お肉・お魚など鮮度を保ちたい食材を収納します。食品が凍る一歩手前の温度になるため、冷蔵室より長期保存できます。

  • 製氷室: 約マイナス18度~マイナス20度
  • 氷しか使わないため汚れにくいと思いがちですが、ホコリやカビが溜まりやすい箇所です。週に1度は水タンクが汚れていないか、チェックしましょう。

  • 冷凍室: 約マイナス18度
  • 冷凍食品やアイス、お肉やお魚など食材を冷凍することで食材の品質劣化を止めることができます。冷蔵室と違い、冷凍庫はたくさん詰める方が良いとされています。調理した食材やパンを保管する場合は、期限を決めて、なるべく早く消費しましょう。

  • 野菜室: 約3度~7度
  • 冷蔵室と比べて密閉構造により高い湿度を保ち、鮮度が落ちやすい野菜の乾燥を防ぐ役割があります。しかし、野菜によっては常温や冷暗所での保存が向いている場合もあるので注意しましょう。

    ついやってしまう冷蔵庫NG

    冷蔵庫の扉や側面に、マグネットや書類、ラップなどを貼り付けていませんか?
    冷蔵庫の側面は放熱スペースになっており、障害物があるとうまく放熱できなくなるため、冷蔵庫に負担をかけてしまいます。また設置する際にも壁にピッタリくっつけずに、壁から2㎝ほど離して設置しましょう。

    冷蔵庫保管は食中毒ゼロではない?!

    冷蔵庫に食材を入れておけば、食中毒とは無縁だと決めつけないようにしましょう。冷蔵庫の温度では、食中毒菌は死滅しません。食中毒菌の活動が停止、もしくは緩やかになっているだけです。決められた消費期限、賞味期限の範囲内で正しく冷蔵保存し、消費しましょう。

    栄養部

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