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スタッフコラム

訪問リハビリは、リハビリだけ??

当院では、入院から退院、そして退院後の訪問リハビリまで、患者さんに継続的なリハビリをご提供しています。訪問リハビリに関するご質問で最も多い「訪問リハビリって、ただリハビリをするだけですか?」というご質問です。このご質問に関しては、リハビリだけではなく、リハビリを中心にさまざまな内容をご提供しています。
今回は、提供内容を大きく3つに分けてご紹介させていただきます。

3つの軸で行う訪問リハビリ

まずは訪問時に病状の観察(健康チェック)を行います。体温や血圧などのチェックから病状の確認、不安な点や気になることの確認、同居されているご家族の方からの意見などもヒアリングしながら、予防や予後の予測などを行います。

次に、リハビリを行います。訪問リハビリのなかで最も多い内容は「身体機能の改善・日常生活動作の指導」になります。サービス提供時間は基本的に1回40分になりますが、ご要望に応じて時間・曜日は柔軟に対応いたします。ご自宅での環境や暮らすうえで必要なことを中心に支援しており、いくつか具体例をご紹介します。
訪問リハビリ

最後に「介護相談と社会参加への調整」を行います。これは自宅での生活支援と自立支援のひとつになります。例えば、同居されている家族の方に向けた介護方法の指導や介護疲れ防止への対策、福祉制度利用のアドバイスや相談などです。生活の質(QOL)の向上や趣味などを通じて社会参加を促進するなど、病院とは異なり、実際の生活の場へ入っていく立場として療法士が積極的にサポートしています。

今とこれからの両面をサポート!

訪問リハビリでは、「リハビリだけ」ではなく、今までの生活と今後の生活のどちらもサポートできるように努めています。そのため、訪問した際に病状の変化や身体的な改善の有無などを確認しています。また、訪問リハビリを継続したことで生活範囲が拡大した場合、訪問リハビリを卒業して通所リハビリに移行されるケースもあります。さまざまな可能性をサポートできるように、利用者さんとご家族のみなさんと一緒に考えながら訪問時にサービスをご提供しています。

訪問リハビリテーション

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