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漢方ってどんなもの?

植物の根や花、鉱物、貝殻など自然にある生薬を組み合わせる漢方について、改めてご紹介します。

そもそも、漢方とは?

漢方は、中国の伝統医学である「中医学」が日本に伝わったことで広まり、薬物療法と鍼灸治療、養生の3つがあります。薬局や病院で耳にする漢方は薬物療法の「漢方薬」を指します。

どこが違う?西洋医学と漢方医学の考え

西洋医学の考え方は、検査結果や数値など原因がはっきりしている病気の治療を得意とします。これに対して漢方医学は、「お腹の調子が悪い」「食が細い」「なんとなく元気がない」といった身体全体の不調を得意とします。
また、薬の処方についても異なります。西洋医学は、症状が同じであれば「同じ治療・同じ処方」になりますが、漢方医学は一人ひとりの「証(体質・タイプ)」や症状を診断して漢方薬を処方するため、同じ症状でも人によって処方が異なる場合があります。

漢方ってどんなもの?

漢方薬のウソ・ホント?!

「漢方薬はすぐには効かない」という印象を持たれやすいですが、インフルエンザやアレルギー症状などに効く薬もあります。

ほかにも「漢方薬は副作用がなく安全」という印象も間違いです。薬の使い方(証)、使い過ぎ、もしくは症状に合わない組み合わせなどは、副作用が起こる可能性があります。

薬の正しい使い方とは?

漢方薬も薬のひとつです。用法・用量を正しく守り服用することが大切です。万が一、薬の使用中に異常を感じたら、すぐに使用を中止して医師や薬剤師にご相談ください。

薬剤部

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