2024年度の診療報酬改定において、「医療従事者の働き方改革と処遇改善」「医療DXの推進」「地域包括ケアシステムの深化・推進」「感染症対策の強化」および「賃金改善に向けたベースアップ評価料」が重点項目として挙げられています。この中で、6月からは医療従事者の賃金改善を目的とした「ベースアップ評価料」が新設されています。
つきましては、令和6年6月1日より、当院では上記の加算を算定させていただいております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

院長

医療情報取得加算について

当院はオンライン請求及びオンライン資格確認を行う体制を有し、薬剤情報・特定健診情報その他必要な情報を取得·活用して診療を行います。診療情報取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
上記の体制により、令和６年６月より医療情報取得加算として、以下の点数を算定します。
マイナ保険証を利用しない場合
医療情報取得加算１ 初診時３点（月１回に限る）
医療情報取得加算３ 再診時２点（３月に１回限り算定）
※マイナ保険証を利用されても診療情報提供に同意されない場合も含む

マイナ保険証で診療情報提供に同意された場合
医療情報取得加算２ 初診時１点（月１回に限る）
医療情報取得加算４ 再診時１点（３月に１回限り算定）
※他院からの紹介状をお持ちの場合も含む
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。

一般名処方・後発医薬品（ジェネリック医薬品）について

当院では、後発医薬品の使用に積極的に取り組んでおり、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。

当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方（一般的な名称により処方箋を発行すること※）を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。

• 参考先リンク：厚生労働省/：ベースアップ評価料等について
• 参考先リンク：厚生労働省/：そのほかの改定