【動画解説】シンスプリントを予防するストレッチ
今月の動画解説は「シンスプリントを予防するストレッチ」についてです。ランニングやジャンプ動作を繰り返す競技に多い「シンスプリント」はご自宅で簡単に予防できるストレッチがあります。痛みが長期化する前にぜひお試しください。
ストレッチのおさらい
足裏をほぐすストレッチ
テニスボールのような硬めのボールを使用しましょう。1回40秒を目安に両足とも行ってください。
体重を乗せることで足裏に強い痛みが出る場合は、ストレッチを中止してください
足首まわりのストレッチ
踏み台や椅子のうえなどに。かかとが出るように足を置きます。
そこから、かかと側に体重をゆっくりとかけて、1回40秒を目安にストレッチを行います。
※転倒しないように壁や手すりを持ちましょう
※自宅の段差などを使って気軽に行えます
ふくらはぎのストレッチ
ご自宅のテーブルや机を使います。両足をくっつけて、膝を前に出すように意識しながら膝を曲げていきます。
膝を曲げるときに、体勢が崩れないようにテーブルや机を持って行ってください。
かかとが上がらないように注意しながら、1回40秒ほどストレッチを行います。
用語解説
シンスプリント:シンスプリントとは過労性脛部痛とも言われ、使いすぎによる障害(オーバーユース)に分類されます。運動開始時や運動時に脛の骨に沿って痛みが起きます。痛みが脛の上側1/3と下側1/3を疾走(スプリント)型、中間1/3を跳躍(ジャンプ)型と言います。ランニングやダッシュ、ジャンプを繰り返す競技で発症しやすく、特にランナーに多い障害です。
スタッフからひとこと
シンスプリントは発生要因が多岐に渡るため、一度痛みが出ると治りにくく、放置しておくと症状が長期化することもあります。かかとの内側に痛みを感じたら早めに医療機関を受診するようにしましょう。