【動画解説】おさらいしよう! 疲労骨折と予防
アスリハ通信、おさらい編です。今回は、疲労骨折の「予防法」についてご紹介します。
1箇所に大きな力が加わって「骨がバキっと折れる」通常の骨折(完全骨折)とは違い、疲労骨折は、1箇所に小さな力が何度も何度も加わる「損傷が積み重なって折れる」ことをいいます。主に「すねの骨」と「足の指の骨」に起こりやすく、約7割は、この2つの部位といわれています。
ストレッチやケアで予防しよう
股関節外転運動
- 足を真っすぐあげることを意識しましょう
- 体が傾いたり反り返らないように注意しましょう
- ゆっくりあげる・ゆっくり下げることを意識しましょう
股関節外旋運動
- 横向きになり膝を90度曲げます
- かかと同士を離れないようにつけます
- 膝をゆっくり開き、ゆっくりと閉じことを意識しましょう
股関節内転運動
- ストレッチする足を下にして横向きに寝ます
- 反対側の足の膝を床につけます
- ストレッチする足を真上に持ち上げます
- 足をゆっくりあげる・ゆっくり下げることを意識しましょう
栄養&用具にも気をつけよう
予防策のひとつに、「シューズ」や「インソール」があります。走るトレーニングは必ずランニングシューズに履き替える、サッカーのスパイクを選ぶときには、ポイント形状をブレードタイプではなく丸型タイプにするなど、用具を調整することで予防に繋がります。また、緑黄色野菜など骨代謝を整えるビタミンKを積極的に摂りましょう。