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アスリハ通信 スポーツ整形外科

【動画解説】暑さに負けるな!暑熱対策と水分摂取

アスリハ通信、第27回です。今回は、夏場の部活動に力を注いでいる10代やジュニアアスリート選手の暑熱対策と水分摂取についてご紹介します。

運動前に体温調整をしよう

運動を開始する1時間から30分前に体温が上がり過ぎを防ぐ必要があります。
冷たい水を飲むことや冷水浴などの方法もありますが、今回はマネしやすい手掌冷却をご紹介します。

簡単!手掌冷却

手掌冷却とは、バケツに冷たい氷水を入れて、両手を冷やすことです。首や股を冷やすよりも効率良く、動脈・静脈 両方を一度に冷やせるため時短効果もあります。バケツと氷水さえあればどこでも対応できる点も取り入れやすいかと思います。

簡単!暑熱順化

暑さに慣れておくことも体温調整には重要です。ただし、暑さを我慢することではありません。適度にエアコンを利用し、除湿機能も併せて使うなど過ごしやすい環境づくりも大切です。

良いパフォーマンスは水分補給から

運動量の多いスポーツや汗をかきやすい環境であれば、1時間に2.5リットルも汗をかきます。脱水症状・熱中症を防ぐには運動前から水分を入れておくのが重要です。
スポーツ選手の理想的な水分摂取量は1日あたり40ml×体重(kg)です。動く前に飲むためには、試合前夜・当日の試合前・ハーフタイムのような時間などでこまめに水分補給をしましょう。

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